使用して得られる効果
古来から日本・海外を問わず乾燥した季節に加湿することが健康にいいことはよく知られていました。日本では冬になると火鉢や囲炉裏、ストーブなどの上にやかんや鍋などを設置してお湯を沸かすことで、いつでもお湯の使用を可能にするとともに、またこれは同時に加湿の点でも大きな効果がありました。
冬に室内が寒いときには加湿器を用いて湿度を上げるだけで体感気温は大きく上がります。つまり加湿することで暖房費や光熱費の節約にもつながるのです。これは冬に鍋料理などを用意すると食べる前から鍋の蒸気で部屋が暖まるのと同じことです。
人体の場合、室内の乾燥はまず皮膚や粘膜の異常を引き起こします。皮膚がカサカサになる、脇腹や下半身などがかゆくなる、皮膚が白い粉を吹いたようになる、のどがいがらっぽい、喉の奥や食道のあたりがすっきりしない、指や手の平などの湿り気が失われ、食器などをついうっかり滑り落としてしまうなど、思っている以上に室内の乾燥の影響は大きいのです。夜中にいびきをかく人の場合には喉の粘膜が痛むことで朝目が覚めると喉が痛むという症状を訴える人もいます。またドライアイの人や口の中が乾くドライマウスにも乾燥した室内はつらい環境となります。
乾燥の影響を受けるのは人間だけではありません。ペットを飼っている場合には、皮膚炎を生じたり、人間同様粘膜を痛めることがあります。また観葉植物なども活き活きとした感じがなくなります。乾燥は古い美術品や絵画、書籍などにも大きなダメージを与えます。こういう場合には加湿器を使用して適度な湿度を保たなければなりません。
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